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真菌症の病気

  • 執筆者の写真: 食品/飲料工場・飲食店メンテナンス
    食品/飲料工場・飲食店メンテナンス
  • 2019年4月8日
  • 読了時間: 2分

アスペルギルス(子嚢菌類)は、堆肥や土の中など、どこにでも生息するカビであり、発癌性毒素として知られるアフラトキシンというカビ毒を分泌する。人体の内臓、特に肺と気管支が浸され易いため、結核の空洞の中に進入し肺炎などを起こす。


カンジタ(不完全菌類)は、常在菌なので、口の中とか便の中にいつもいるカビ菌であり、健康な人でも10%~30%ぐらいは見つかる。食道、胃腸、尿道などに繁殖し、ひどい時には穴をあけて出血や腹膜炎などを起こす深在性のものと女性の手の指間びらん症、爪囲炎、膣外陰炎、子供の鵞口瘡などの表在性のものがある。特に現在のおむつかぶれのほとんどがカンジタ症であり、また糖尿病の人に非常に多く糖尿病の人がカンジタ症になると大変治りにくい。このようにカンジタ菌は身体の抵抗力が落ちている時などに、相手の弱みにつけこんで猛威をふるい出すものなので、少し生活環境を変えてみることで、ずいぶん良くなることがある。


クリプトコックス(不完全菌類)は、ハトの糞の中に非常に多いカビで、まず肺に病巣を作り、髄膜から脳の中の中枢神経に入りこむ。このようなケースが一番多く、全体の6割を占めている。このようにカビの病気の4分の3は、血液病、腎臓病、肝臓病、ガンなどで抵抗力の弱まった人に起きやすくなっている。




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