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【食品工場とカビ Q&A】④

  • 執筆者の写真: 食品/飲料工場・飲食店メンテナンス
    食品/飲料工場・飲食店メンテナンス
  • 2024年11月1日
  • 読了時間: 3分

食品工場とカビに関わる、「本当なの?」なQ&Aを羅列しています。

今回は、カビによる健康被害について書いています。

簡単ではありますが、是非ご利用ください(^^)



④カビによる健康被害


● Q.カビの臭いはカビが飛んでいなければ問題ないの?

⇒ A.飛んでいなくても臭いがすればどこかで汚染されている

※健康被害との関係は臭いの強さ、臭いの種類などが関係してくる



● Q.カビで器物が汚れているが死滅していれば健康上問題ないの?

⇒ A.死滅していても必ずしもそうとは言えない

※カビは生きていても死滅していても空中に飛散すればアレルゲンとなり得るので埃と同じく早目の対処が必要。臭気の問題や多量の胞子が確認されれば洗浄消毒をおこなう。



● Q.全てのカビはカビ毒を産生するの?

⇒ A.全てのカビがカビ毒を産生するのではない

※一般的には少量のカビの生えた食品をでカビ毒があってもほとんど重篤な障害を引き起こすわけではない



● Q.全てのカビは食品に対して有害なの?

⇒ A.有益なカビもある

※カビの種類にもよるが食品に有害であるものや食品として有用なカビもある。しょうゆ、味噌などはカビがいなかったらできない食品。カビは全て有害というのは誤解



● Q.アスペルギルスが見つかったら危険のため破棄するの?

⇒ A.アスペルギルスだけでは判断できない

※種別を判別しどの程度の汚染かなど正確な情報が得られてから判断する



● Q.どのカビもアレルギーを引き起こすの?

⇒ A.どのカビもとは限らない

※生体のアレルギー反応は個人差が大きい、全てのカビがアレルゲンになるとは限らない



● Q.感染しやすいカビは多いの?

⇒ A.カビによる感染を強調することによる誤解

※カビによる被害は野菜、果物や園芸植物に多く30度以上で発生することが少ない。環境に見えるほとんどのカビは感染することが少ない



● Q.カビが生えた食品を一口食べれば癌になるの?

⇒ A.そのような事実はない

※カビ毒の発癌性が強調され、食品のカビ=癌と思いこんでいる誤解。カビ毒による健康被害が起こるのは長期間食品を摂取する慢性中毒としてで、急性障害で癌にはならない






カビによる健康被害





カビによる健康被害についてのQ&Aを羅列しましたが、これまでいかがでしたか?

少しでも皆様のお役に立てればと願っています。








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